足跡

好きになったら激重感情しか持てないオタクの自己開示の練習所と備忘録を兼ね備えた場所

どくしょ

あと70年くらいあるもんな

山本文緒さんの「自転しながら公転する」を読んだ。 私がこの本を手に取る1ヶ月ほど前、私の推しである斉藤壮馬さんが入籍したことを公表した。 ずっと浸っていたかったアーティストデビュー5周年ライブの余韻も落ち着いた頃、「斉藤壮馬よりspace会員のみな…

河出書房さんが今年の9月に創刊した「スピン」の初号を読んだ。 私は斉藤壮馬さんのオタクなので、いちばんのお目当ては彼の小説とエッセイだったが、そうでなくてもこの装丁とページ数、執筆陣を踏まえるとあまりにも破格の値段だ。 スピンの目次は少し独特…

好きの反対は無関心

舞城王太郎さんの「煙か土か食い物」を読んだ。 私がこの本を手に取ったきっかけは推しである斉藤壮馬さんが折に触れて紹介していたからだ。 今までにも数度、彼の口からタイトルをきく機会はあったが、この記事を繰り返し読むうちにふと「この本を早く読ん…